ヒップログ

留学について、旅行について、日常生活で感じたこと

インドネシアで到着ビザ(VOA)を延長してきた

今回は到着ビザの延長方法について紹介しようと思う。

 

最初インドネシアに来たときは業務シングル(B211A )というタイプのビザで入国した。しかし、延長にスポンサーからのレターが必要だったりと手続きが面倒だったので、ビザが切れる直前に一旦シンガポールに行き、そのときに到着ビザを取得しなおした。

 

 

 

到着ビザの取得方法

到着ビザは事前の手続きなしに、空港に到着したときにお金を払えば取得することができる。

料金は2018年11月時点で550000ルピア(日本円で4500円くらい)。

料金についてはかわることも珍しくないので、渡航前に大使館ホームページなどで要確認。

 

滞在可能期間は入国日を1日目として30日間で、それ以上滞在したい場合は1回限り30日間の滞在延長をすることができる。

 

延長手続き

延長の手続きのために3回も入国管理局に行く必要がある。

全ての手続きが完了するために5営業日(土日は休み)ほどかかるので、遅くともビザが切れる1週間前までには申請しにいくべき。

僕の場合は月曜日に申請→水曜日に写真撮影&料金支払い→金曜日にパスポート受け取り

という日程だった。

1日目

この日は必要書類の提出をし、その際に滞在延長理由を聞かれる。

理由は観光や休暇などと説明すれば特に問題なく受け入れられる。

必要書類は以下の通り。

  • 申請書1枚(当日受付でもらって記入)
  • パスポート顔写真ページのコピー1枚
  • パスポート到着ビザページのコピー1枚
  • パスポート原本
  • ピンク色の紙ファイル1枚(当日売店で買う。20円くらい)

とりあえず入ってすぐの受付でビザの更新をしたいと言えば申請書をもらえるのでそれを記入する。

コピーは事前にしておいた方がいいが、していかなくても紙ファイルを買う窓口で一緒にしてもらえる。

申請書にはスポンサーを書く欄があるが、到着ビザの場合はスポンサーは必要ないので空白のままで問題ない。

 

申請書を書き終えたら提出する窓口に全ての書類をもっていき、そこで書類の確認とビザの延長目的の確認をされて1日目は終了。

最後に次いつ来ればいいか書いた紙を渡されるので、これは次回来るときまで無くさずに持っておこう。

 

滞在地域によって管轄の事務所が異なるので混雑具合も違うと思うが、僕が行ったタンゲラン(Tangerang)の事務所では待ち時間はほとんどなくスムーズに手続きが完了した。

www.google.co.id

 

2日目

この日は写真撮影と料金の支払い。

 

前回の帰り際に受け取った紙を窓口の人に見せると、待合室で待つように言われてしばらくすると名前を呼ばれて写真撮影をする。

このとき両手の全指の指紋もとられる。

 

これが終わると次は料金を払ってきてと言われるので建物の裏側にある銀行に行って支払う。(僕が言った事務所の場合)

料金は355000ルピア(3000円くらい)。

 

さっきの窓口にもどって領収書を提出すると2日目にやること終了。

今回も待ち時間はほとんどなかった。

 

例によって帰るときに次いつくるか書いた紙を渡される。

 

 

3日目 

この日はパスポートの受け取りをする。

 

前回もらった紙を窓口に提出するとしばらく待たされたあとに名前を呼ばれる。

パスポートのビザの延長スタンプが押してあるページをコピーしてくるように言われるので、コピーしにいってそれを窓口に提出する。

そしてノートに受け取りのサインをして手続き完了。

20分くらいで終わった。

 

ちなみに延長期間に関して①延長手続きが完了したその日から数えて30日間滞在可能なケースと数②前回入国した日の30日後から数えてさらに30日間滞在可能なケースがあるらしい。

 

例)11月1日にインドネシアに入国し、11月25日に延長手続きが完了(パスポート受け取り)した場合

①の場合は12月24日までの滞在が可能

②の場合は12月30日までの滞在が可能

となる。

 

僕は②だったが、他の人のブログなどを見ていると①の場合もあるらしいので早めに手続きをしすぎると滞在日数が足りなくなる可能性も考えらえる。

インドネシアはこういうところが適当なので担当者や事務所によって違うのだろう。

 

まとめ

到着ビザに関しては割と簡単に延長手続きができるので長期滞在する人は自分でやってみてもいいと思う。

注意点としては

  • 自分が滞在している地域の管轄事務所に行かないと対応してもらえない
  • 半ズボンやサンダルで行くと事務所に入ることすらできない
  • 混雑しているところでは朝イチでいかないとかなり時間がかかる

などがある。

 

ビザに関してはここ数年で何回も仕組みが変わっているので、大使館のホームぺージでしっかりと情報を確認してから渡航することをおすすめする。

 

【留学したい学生必見】経験者だからこそできる話 トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムとは(返済不要の奨学金あり) 

今回は僕が留学するきっかけになった、トビタテ!留学JAPANの日本代表プログラムについて紹介する。

 一言で言うと、お金をもらいながら自分の好きなことができる最高のプログラムだ。

 

 

トビタテ!留学JAPANとは

トビタテ!留学JAPANは、文部科学省と民間企業が協力して留学生を支援するという官民協働の留学促進キャンペーンだ。

2020年までに1万人の高校生と大学生を留学させるという目標を掲げている。

 

この留学キャンペーンの主な特徴は以下の5つ。

  • 学校に通うだけではない、多様な留学ができる
  • 留学計画や期間を自分で決められる
  • 留学前と留学後に研修がある
  • 独自のコミュニティがある
  • 返済不要の奨学金を支援してもらえる

このように、一般的な留学とは少し違っている。

実際に僕もトビタテ!留学JAPAN9期生として採用されて、奨学金をもらいながら学校ではなく研究所でインターンをしている。

 

注意点としては、英語習得のみを目的とした留学は認めていないということである。

留学の初期段階で語学を学ぶために授業を受けることは認められているが、その後になにかしらの活動がなければいけない。

僕が事前研修で出会った人は、カナダに留学して最初は英語を学び、その後は難民支援のための活動をするという1年間の留学計画を立てていた。

また、理系の人の多くは自分が研究している分野で世界トップレベルの研究を行っている大学や研究所に留学する。

 

留学前後にそれぞれ2日間の研修があり、そこで多くの留学生たちと交流することができるため、留学中やそのあともコミュニティを使って発信活動をしたり、協力してなにかを成し遂げたりしている人も多い。

実際トビタテのFacebookコミュニティには毎日誰かが協力依頼やお知らせなどを投稿している。

定期的にトビタテ生の同窓会のようなものが開催されているし、東京にはトビタテ生のシェアハウスもあるらしい。

 

そして、留学を目指す人にとって最も大きな問題といってもいいであろうお金について。

トビタテ!留学JAPANをつかって留学すると返済不要の奨学金が毎月もらえるため、お金の心配をせずに留学することができる。(東南アジアは毎月12万、アメリカは毎月16万など留学地域によって異なる)

このお金は、トビタテ事務局の人たちが実際に民間企業を回って出資してもらえるようにお願いして集めたものらしい。

SoftbankTOYOTA三菱商事など日本の名だたる大企業などおよそ200社が出資している。(2018年5月時点)

これはちょっとした裏話だが、初期段階に出資者が集まらずに困っていたところ、Softbank孫社長が個人と会社両方から多額の出資をすると申し出てくれたらしい。

この話を聞いたほかの企業も、Softbankがするならうちもしようかなということで多くの出資企業が集まったとのこと。

そんな経緯もあってか、第1期の壮行式では孫正義社長が登壇し、留学生に向けた激励の言葉を述べている。

 

最近、企業だけではなく個人からの出資も応募しているとのことで、興味のある人は調べてみてほしい。

 

応募から採用まで

書類選考→面接審査→採用→事前研修→留学→事後研修

というのが一連の流れ。

 

このプロジェクトはいくつかのコースに分かれている。

高校生のコースもあるが今回は大学生用のコースについて書く。

コースは以下の通り

  • 理系、複合・融合人材コース(理系の人はだいたいこれ)
  • 新興国コース(新興国に行く人向け)
  • 世界トップレベル大学等コース(世界大学ランキング100位以内の大学に行く人)
  • 多様性人材コース(アートやスポーツなど)
  • 地域人材コース(都道府県ごとの応募枠がある。ほかのコースに比べて倍率は低いが期間短い)

僕は研究留学だったので理系、複合・融合人材コースで応募した。

 

応募する際、まずはなぜ自分が留学に行くのか、またどのような留学を計画しているのかを書いた書類を提出する。

 その書類が審査を通過すると次は面接がある。

 

会場は文部科学省で、まずは個人面接を行う。

面接官は出資企業の社員が担当していて、若い人や年配の人、優しい人威圧的な人、急に英語で面接を始める人など様々だ。

 

僕はとても優しい若い人だったからよかったが、同時に面接した友人はかなり怖い人にあたってしまい、その友人は結果的に面接で不採用となった。

正直言って個人面接の面接官はかなり当たりはずれがあるように思う。

個人面接は大きな会場がブースで区切られていて一斉にたくさんの人が面接しているので、けっこう周りの声が聞こえる。

 

個人面接が終わるとそのままグループディスカッションの部屋に移動する。

6人1グループに対して面接官が1人つく形式で行った。

まずは1人ずつ自分の留学計画を4分くらいでプレゼンし、その後留学に関するお題が渡されてそれについて議論する。

議論が終わったあと、面接官に対してグループの意見を発表するという流れ。

こちらもピリ着いた感じはなく、なごやかな雰囲気で終わった。

1か月後くらいに面接の結果が通知される。

 

自分が応募したコースの書類提出者に対する採用者数の倍率は3倍くらい。

コースごとに倍率や採用人数は異なる。

僕が体験から感じた個人的意見だが、面接まで進めば採用される確率はかなり高いと思う。

 

僕の実際のスケジュール

 

12月~2月 応募書類作成、提出

4月上旬  書類選考結果通知

5月中旬     面接審査

6月     面接結果通知

7月下旬   壮行式(文部科学省

8月上旬   事前研修(東京or京都)

9月~12月  留学

帰国後   事後研修

 

まとめ

トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムは留学を目指す高校生・大学生にとって非常に魅力的なものだと思うので、興味がある人はぜひ応募してみてほしい。

応募はだいたい半年に1回くらい。

留学前や留学後に多くの留学生と交流できるのも良いと思う。

2020年までに1万人の留学生を送り出すという目標を掲げ、これからますます注目を浴びるプログラムになっていくと思う。

 

2018年12月3日から第11期の応募が始まったようなので、応募したい人はまず学校の担当教官や留学係に問い合わせてみよう。

 

詳しい情報はホームページにて

www.tobitate.mext.go.jp

 

 

 

留学して感じたこと 留学は必要か?

インドネシアに留学にきて3ヵ月以上が経ち、留学期間も残すところあと3週間弱となった。そこで今回初めて留学をしてみて感じたことを書く。

 

 

留学までの経緯

なぜ僕がインドネシアに留学することになったかを説明する。

僕は現在、理系大学院の修士1年で、学部時代と同じ大学の大学院にそのまま進学している。

そして僕と同じ研究室に所属していて、修士課程に進学する人は全員「トビタテ留学ジャパン」という文部科学省と民間企業が共同で支援している留学プロジェクトに応募しなさいと言われる。(教授のチェックがあるためほぼ強制的に応募)

研究室からは毎年2,3人がこのプロジェクトで留学している。

例によって僕もそれに応募し、運よく書類審査と面接審査を通過して留学することになった。

 

正直僕は本気で留学したいという思いは全くなく、割と適当に書類を書いて出した。

しかし書類審査に通過した頃からせっかくなら行ってみたいなと思うようになった。

 

また、このプロジェクトに採用されると返金不要の奨学金がもらえるのも僕にとってはかなり魅力的だった。

地域によって支給額は異なるが、僕は東南アジアのインドネシアに留学しているので毎月12万円が振り込まれる。

インドネシアは日本に比べて家賃や物価が安いので、12万円もらうと半分くらいは余る。

余った分も自分で自由に使って良いので、言ってみれば留学の資金をもらえるうえに毎月6万円のお小遣いをもらっているようなものだ。

 

何故留学先にインドネシアを選んだかというと、これは完全に僕の意志ではなく教授が決めたものである。

僕は学部4年のときにバイオマス燃料に関する研究をしていて、その関連でインドネシアに知り合いがいるからということで紹介していただいた。

修士課程に進学してからは研究テーマがかわったので、留学先でバイオマスの研究をするのは時間の無駄ではないかとも思ったが、おとなしく従ってインドネシアに来た。

 

留学前にビザを取ったり宿を探したり留学先の人と連絡をとったりと、かなりめんどくさかったがなんとか予定通りの日程で留学をスタートすることができた

 

留学生活

留学生活が始まって最初の2週間くらいは、家に帰りたいという思いしかなかった。

僕自身1人暮らしの経験がなく、初めての1人暮らしがインドネシアだったため、かなりストレスがたまった。

 

また、インドネシアは日本と比べるととにかくなんでも汚い。

食事中でもハエがブンブン飛んでいるし、街中にごみの山がたくさんあるし、ネズミもたくさんいるしで最悪な環境だった。

 

それに加えて、インドネシアに来るとほとんどの人が体験するという腹痛。

僕も来て1週間くらいで人生で1番ひどい腹痛に襲われ、38℃を超える熱が出て意識が飛びそうだった。

日本語対応している病院に行って薬を処方してもらい、2日くらいで体調は回復したが留学生活は最悪の幕開けだった。(人生で初めての点滴もこのときに体験した)

ちなみに、ここまでひどい腹痛はこの1回だけだったが、基本的に常時おなかの調子はよくない。

 

それでも1ヵ月くらいすると徐々に慣れてきて普通に生活できるようになってきた。

 

留学目的はバイオマスに関する研究をすることだったが、モチベーションが全くないため研究に没頭することはなく、与えられた最低限のタスクをこなし、あとは自分が読みたい本を読んだりしていた。

 

言語についてはほとんど覚えられなかった。

飲食店での注文や金額くらいは言えるようになったが、インドネシア語で何か言われても全くわからない。

これも僕自身のやる気の問題で、インドネシア語は世界で最も簡単な言語のひとつと言われているので、やる気がある人なら4ヵ月もいれば日常会話くらいはできるようになると思う。

 

留学してよかったこと

ここまで留学についてネガティブなことばかり書いてきたが、留学してよかったと思うこともある。

 

まず1つ目は、お金がたまったこと。

先ほども書いたが、返金不要の奨学金がもらえてなおかつ生活費も安いので4か月で30万円くらいたまった。

 

2つ目は、自分の時間が増えて好きなことに時間を使えたこと。

日本にいるときは研究室、バイト、友達と遊ぶといったようなことばかりしていてあまり自分の時間がなかった。

しかし、留学中は研究はしているものの、バイトはしなくていいし友達もいない(留学中に友達は1人もできなかった)ので、好きなことにとことん時間を使えた。

普段読まない本をたくさん読むことができた。

 

3つ目は、日本以外の文化を感じることができたこと。

日本で生活しているとわからないイスラム教の習慣や、インドネシアの国民性などを知ることができた。

いかに日本が住みやすいかをとても実感した。

 

まとめ

今回の僕の留学について、多くの人は留学した意味がないと思うだろう。

言語も身に付かず、研究についても何の成果もあげていないからそう思われるのも当然だと思う。

しかし僕にとっては意味のあるものになったと思う。

今まで知らなかったことを知ることができたし、自分と向き合う時間もたくさんとることができた。

ただ、インドネシアに留学しないとできないことをしてきたかと言われると、そんなことはないと思う。

 

留学してみたいなと考えている人は、本当にその留学が必要かを考えた方がいい。

曖昧な目的意識で留学にいくと、なにも成し遂げることができないまま帰国することになりかねない。

留学に行かなくてもたいていのことは勉強できるし、言語の習得もできる。

中途半端な気持ちで留学に行くのは時間とお金の無駄だ。

 

 

 

インドネシアでの身の危険を感じた瞬間

インドネシア人はみんな基本的には優しいが、今日初めて少し怖い思いをしたのでその話をしようと思う。

 

運転手ブチギレ 乗り合いタクシーでの恐怖体験

今日はビザの更新手続きのためにイミグレーションオフィスに行く日だ。

タクシーで行こうかとも思ったが、節約のためにアンコット(現地の乗り合いタクシーみたいなやつ)に乗ってオフィスに向かった。

この判断が後に恐怖体験につながってしまう。

 

乗客は僕を含めて5人だった。

いい天気で少し暑いなーと思っていると事件は突然起きた。

 

僕が乗っていたアンコットと、すぐ後ろを走っていたスクーターが接触してしまったのだ。

 

アンコットはバスとタクシーの中間のような乗り物で、ずっと決められたルートをぐるぐる回っていて、乗客は好きなところで乗って好きなところで降りられる。

その性質からか、運転手は道沿いに歩いていたり立っていたりする人を見つけると急に止まることがよくある。

 

そして急に止まったときに、後ろにいたスクーターが止まりきれずにアンコットの左後ろに当たってしまったというわけだ。

 

アンコット運転手は接触したことに気づいていなかった。

すかさずスクーターは運転席側に行ってドアを叩いた。

驚いた様子のアンコット運転手に、スクーター運転手は文句を言っている。

それに対してアンコット運転手も言い返して軽い口論になり、アンコット運転手は車を降りて道路上で言い合いが始まった。

この時点では言い合いこそしていたものの、お互いまだ理性を保っていた。

 

乗客はみな困惑した表情でそれを見ていた。

 

しばらくしてアンコット運転手は戻ってきて運転を再開したが、そのあとがひどかった。

お互いに言い合いしながら進路妨害したりクラクション鳴らしたり、やりたい放題。

朝の交通量が多い時間帯だったため、まわりの車にもかなり迷惑をかけていたがおかまいなし。

 

そしてしまいには、スクーター運転手が並走しながらアンコットを蹴りまくってきた。

アンコット運転手がそれに対して何か言うと、ここでスクーター運転手ブチギレ

すごい剣幕で怒鳴り散らし、スクーターを降りてこちらに走ってこようとしていた。

スクーターの後ろにのっていた彼女らしき人が必死におさえてなかったら殴り合いのケンカになっていたかもしれない。

それを見たアンコット運転手は座席の下からタイヤ交換用のジャッキを取り出して臨戦態勢

その後もなにかぶつぶつ文句言いながら運転していた。

 

身の危険を感じた乗客たちは次々に降りていき、僕も目的地にはまだまだ距離があったが運賃を渡して降りた。

久しぶりにあんなに怒っている人を見たからかなりこわかった。

 

以上が今回体験したことの概要。

次に来たアンコットに乗って無事にイミグレーションオフィスへは行けた。

 

 

まとめ

 インドネシア、特にジャカルタは交通渋滞が世界でトップクラスにひどいうえに交通ルールもあってないようなものだから、軽い接触はしょっちゅう起きていそうだが、こんなに怒っている人は初めて見た。

安全に移動したいときはやはりブルーバードタクシーを使うのがいいと感じた。

アンコットはタクシーよりかなり安いが、ケンカに巻き込まれるのはこわい。

 観光でアンコットを使うのはやめよう。

 

 

インドネシア スカルノハッタ国際空港からジャカルタ市内への行き方

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日本からジャカルタに行く場合、ほとんどの人がスカルノハッタ国際空港を利用することになると思うので、今回は空港から市内へ行く方法を2つ紹介する。

 

空港バス

スカルノハッタ国際空港からは、ジャカルタ市内各地やジャカルタ近郊の地区に向けて多くの数の空港バスが運行している。

これはDAMRI社が運営している青色のバスで、各ターミナルから利用できる。

 

行き先にもよるが、だいたい15分から30分間隔で運行しているので、長時間待たなければならないということもない。

また、運賃も日本円で200円から300円くらいで非常に安く利用することができる。

料金は乗り込んだ後に車内で払うことになるので、事前にチケットを買う必要はない。

 

運行時間はこれも行き先によるのだが、朝5時から夜11時まで運行している路線もあり、LCCで深夜に到着する場合などを除いてほとんどの人が利用できると思う。

 

空港から市内までは渋滞がひどくなければだいたい1時間もあれば行ける

(渋滞がひどいと倍くらいの時間がかかることもあるらしい)

 

参考までに僕が利用した路線を紹介する。

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ジャカルタ中心地からは離れているため本数は少なめ

 

利用する際は事前に自分の目的地やホテルの場所を把握しておいて、バス乗り場にいる職員にGoogleマップを見せるか行きたい地区の名前を言えば、乗るバスを教えてくれる。

 

バスの中には荷物を置くためのスペースがあり、大きなキャリーケースを持っていても安心して利用できる。

クーラーが効いていて車内はきれいなので快適。

 

 

タクシー

空港のバス乗り場のすぐ隣にタクシー乗り場があり、そこからタクシーに乗ることができる。

 

タクシーは以下の2種類がある。

  • ブルーバードインドネシアで一番有名で安心できる。青い車体。)
  • エクスプレス(ブルーバードに次ぐ安心感。白い車体。)

どちらのタクシーも僕が利用したとき(2018年11月)は初乗りRp6500(50円くらい)だった。

どちらもインドネシアでは信頼度の高いタクシー会社なのでどちらを選んでもいいが、僕はなんとなくいつもブルーバードを使う。

 

タクシーに乗るにはタクシー乗り場の近くにある発券機で番号券を発券して待つ必要がある。(このときにどちらの会社を使うか選択する)

発券せずに待っていても一生乗れないので注意。

いつ見てもブルーバードの方が待っている人が多いので待つのが嫌いな人はエクスプレスにするといいかも。

 

会社ごとに番号を呼び上げる係の人がいて、この人に自分の番号を呼ばれるとタクシーに乗れる。

この際インドネシア語のみで番号を呼ばれるので、わからない人はいったん係の人に番号券を見せてみよう。今何番まで案内したか見せてくれる。

 

基本的に運転手は英語が通じないし、日本の運転手ほど道を知っているわけでもないので、地図を見せるなどしてなんとか行き先を告げる。

 

ジャカルタ市内までは渋滞がひどくなければ40分くらいで着く。

料金は日本円で2000円くらい

 

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まとめ

以上の2つが空港から市内にいく主な方法。

ジャカルタには鉄道が一応あるが、あまり便利ではないので市内に出てからもバスとタクシーが主な移動手段になる。

 

それぞれの短所と長所をまとまると

 

空港バス 

長所

  • 料金が安い
  • 時刻表がある
  • だいたいの市内主要地にむけた路線がある

短所

  • ホテルなどに直接行けない
  • 深夜に着くと使えない 

 

タクシー

長所

  • 目的地に直接行ける
  • 深夜でも使える
  • いつでも乗れる

短所

  • 料金が高い
  • 運転手に行き先を伝えるのが少し大変
  • 時間帯によっては待ち時間が長い

 

以上、スカルノハッタ国際空港からジャカルタ市内への行き方紹介おわり。

 

 

 

 

 

 

 

インドネシアの物価は本当に安いのか

今回はインドネシアで生活するにあたって最も気になるであろう物価について

東南アジアだから日本よりかなり安いと思われがちだが、実際のところどうなのか

 

 

インドネシアの月収

まずはインドネシア人がどのくらいの給料をもらっているのかについて。

インドネシアと一口に言っても地域によってかなり格差があるが、日本円にしてだいたい3万円から5万円くらい。

日本の給与と比べるとかなり差があるが、物価に関してはここまで大きな差はない。

もちろんもっと稼いでいる富裕層もいれば、月1万円くらいで生活している人も大勢いる。

経済成長著しい国なのでこれから平均月収はあがっていくと思われるが、その一方で経済格差も大きな問題となっている。

 

 

インドネシアの通貨

インドネシアの通貨はルピア。

だいたい1円=125ルピアくらい(2018年11月現在)なのでかなり金額の桁が大きい。

しかも最大通貨が100000ルピア札(800円くらい)なので、インドネシアについて日本円を両替するとものすぐい量の紙幣になる。

最初は桁の違いから、金銭感覚をつかむのに苦労すると思う。

 

インドネシアの物価

タクシー

インドネシアのタクシー料金は日本よりもかなり安い。

インドネシアで一番有名で安心できるタクシーである、ブルーバードタクシーの初乗り運賃は65000ルピア(50円ちょっと)。

交通状態にもよるが、スカルノハッタ空港からジャカルタ市内まで40分くらいで2000円あれば十分足りるくらい。

日本人が安心して使えそうな交通機関があまりないので、移動は基本タクシーでしても問題ないと思う。

 

宿泊施設

コス

留学や単身赴任など一人でインドネシアに滞在する際はコスに住むことをおすすめする。

コスとは日本でいうビジネスホテルと一人暮らし用のアパートがあわさったような施設で、ホテルとしても使えるし、月ごとの家賃を払って住むこともできる。

家賃を払って長期滞在する場合、一日ごとの料金はホテルとして利用するよりも安くなる。

今僕が住んでいるコスは、ジャカルタ中心部から車で30分くらのところで、1ヵ月の家賃が2500000ルピア(2万円くらい)。

日本人が住めるレベルのコスの中では標準的な値段だと思う。

設備は以下の通り

・温水シャワー(インドネシアでは温水が出ないところもよくあるので入居前に要確認)

  • 水洗洋式トイレ
  • テレビ
  • 共用キッチン
  • 共用冷蔵庫
  • 無料Wi-Fi
  • 無料ランドリーサービス
  • エアコン
  • ウォーターサーバー
  • 2日に1回の清掃、ベッドメイキング 

 実査の写真↓

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 写真で見るとかなりきれいに見えるが期待するほどきれいではない。

ただ、潔癖な人でないかぎり気になるほど汚くもないので、ある程度快適に過ごすことができる。

ホテルとしても営業しているので、洗濯や清掃をしてくれるのがありがたい。

空き部屋があればその場で入居できるので現地についてから探してもいい。

 

ホテル

ホテルの値段は日本に比べるとかなり安い。

ジャカルタ中心部のホテルでも1泊1500円朝食付き(温水シャワー、無料Wi-Fi完備)みたいなところが結構ある。

基本的に2人部屋を1人で使っても2人で使っても値段が変わらないので、こういったところに2人で泊まれば1人750円くらいで済む。

4000円くらい出せばプールもジムもついているような高級感あるホテルに泊まれるので、かなりお得だと思う。

 

食事

食費に関してはなにを食べるかでだいぶかわる。

 

  • ローカルも行くような飲食店 100円~200円
  • きれいめのレストラン 700円~1000円
  • 日本食(昼) 1000円~1500円
  • 日本食・居酒屋(酒込み) 3000円~4000円 

世界的に広く展開しているマクドナルドなどのファストフードや洋風のカフェなどに関しては日本の値段とほとんど変わらない。

ローカルな店でもきれいなところはあるので、そういったところに行けば安くおいしいものが食べられる。

日本食は日本で食べるより割高になることも多い。

 

コンビニで買うお菓子やカップラーメン、アイスなどは現地のものを買えば日本よりも安いことが多いが、日本でも見かけるものは日本より高いこともある。

飲み物は全体的に安く、500mlの水は30円~40円くらい。

また、スーパーマーケットよりもコンビニの方があらゆる物の値段が安いことが多い。

 

嗜好品

インドネシア国民はほとんどがイスラム教徒であるため、お酒を飲む習慣がない。

そのため、コンビニではお酒を買うことができない(コンビニでお酒を売ることを禁じる法律があるらしい)。

スーパーや外国人向けの飲食店(日本食含む)に行けばビールを飲むことができるが、ビール以外はあまり見かけない。

値段は小瓶1本300円~400円くらいで日本より若干高い。

また、ウイスキーに関しては日本で2000円から3000円で買えるようなボトル1本1万円以上することもある。

 

たばこ

インドネシア人は喫煙率が非常に高く、いろんなところでたばこが売られている。

中学生くらいの子でも平気で道端でたばこを吸っている。

値段は150円~200円くらいでとても安い。

日本で人気のマルボロも安く買うことができる。

また、空港の免税店で買うよりも街中のコンビニで買った方が安いことも多々ある。

 

まとめ

以上のことをまとめると

 

  • ローカル寄りの生活をすればかなり安く暮らせる
  • 日本と同等レベルの暮らしをすると日本と同じかそれ以上のお金がかかることもある
  • 宿泊施設は総じて安め
  • 酒は高く、たばこは安い

 

めちゃくちゃ安いかと言われるとそんなこともないが、全体的に日本より安めであることは間違いない。

 

以上、インドネシアの物価についてでした。

インドネシアの穴場観光地 プロウスリブ・プトゥリ島へ行ってきた

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 楽天マガジン

前回の記事ではプロウスリブの紹介をしたが、

今回はそのうちのひとつ、プトゥリ島に実際に行ってみた様子と注意点について。

前回記事↓

hipbird.hatenablog.com

 

 

プトゥリ島ツアーのスケジュール・料金

1泊2日のプトゥリ島ツアーの日程は以下の通り。

 

1日目

7:30

アンチョール港集合(ジャカルタ中心部からタクシーで30分くらい。タクシー代と別に入場料1人Rp.25,000くらいかかる)

早朝からやっているレストランや売店があるので多少早くついてもOK

8:00

アンチョール港出発

11:00

プトゥリ島到着、部屋チェックイン

12:00

昼食

その後アクティビティなど楽しむ

19:00

夕食

 

2日目

8:00

朝食

12:00

昼食

14:00

アンチョール港にむけて出発

 

料金

大人1人Rp.1,950,000+1%手数料(2018年10月のレートで1,5000円くらい)

支払方法はクレジットカードもしくは銀行振込み。

HISに問い合わせれば日本語でメール対応してくれて、決済までできるので安心。

ジャカルタのミッドプラザに支店もあるので直接行ってもいい。

日本からでも予約できるらしいのでHISに問い合わせれば間違いないと思う。

 

プトゥリ島への行き方

プトゥリ島への行き方について。

プトゥリ島へは、前回の記事でも紹介したようにジャカルタ北部のアンチョール港から高速船(ボート)に乗って行く。所要時間は約1時間半。

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船の外観

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船の中。30~40人乗りくらいで人が多かったせいか結構窮屈だった。

 

所要時間については日によって様々で、僕が行った日は平日でツアー参加者が少なかったせいかいろんな島に寄り道しながら行ったのでプトゥリ島までは2時間半ほどかかった。

船酔いがひどく、長い間乗っていられないという人は休日に行くことをおすすめする。

天気がいいと船はほとんど揺れないため快適に過ごせる。

室内はクーラーも効いている。

 

島内施設

宿泊施設

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写真のような建物が海沿いに20戸ほどある。

右と左でわかれていて、1つの建物で2グループが宿泊するようになっている。

中はきれいに清掃されていて、以下のものがある。

・ベッド(ダブルorツイン)

・テレビ

・冷蔵庫

・クーラー

・セキュリティボックス

・ドライヤー

・シャンプー、リンス、タオル、固形石鹸

・ミネラルウォーター

・シャワー、トイレ(トイレットペーパーあり)

・傘

 

宿泊に必要なものはそろっている。

ただ、歯ブラシとボディーソープはなかったので注意。

温水シャワーが使えるが、若干海水のような感じがした。

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トイレとシャワー

日本と比べるときれいとはいいがたいがインドネシアでは比較的きれいなほう

 

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なぜかコンディショナーが2本おいてある

 

食事施設

島に入ってすぐ正面に食堂があり、食事は全員ここでとることになる。

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1日目夕食 おいしい

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2日目朝食 ナシゴレンとトーストとパンケーキ 

 

写真のもの以外に毎食たくさんのフルーツがでてきた。(メロン、スイカ、パパイヤ)

毎食メニューが違って味もおいしい。

普段はバイキング形式での食事らしいが、僕が行ったときは僕ら含めて2組しかいなかったのでそれぞれに提供してくれた。

 

このレストランの隣に小さな売店があり、お菓子やビール(Rp35,000)、ソフトドリンクが買える。

Tシャツなどのちょっとしたおみやげもある。

アンチョール港でも飲食物は買えるが、ほとんど値段が一緒だったので島で買ってもいいと思う。(アンチョール港のほうが種類は豊富)

 

娯楽施設

レストランの近くにダイビングショップがあってシュノーケリング道具やカヌーなどが置いてある。

船を降りてすぐに養殖池みたいなものがあってたくさん魚がいる。

ちょっとした水中トンネルもある。

夕方にはサンセットクルーズもあり、船上からきれいな夕日を見られる。

また島内にはプールもあり、自由に使うことができる。(結構深い)

 

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養殖池

 

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水中トンネル

 

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水中トンネルから見えるイソギンチャク

 

プトゥリ島名物

 

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プトゥリ島で人気なのがこのオオトカゲ。

あの有名なコモドオオトカゲではないが、体長は1m以上はあって迫力がある。

写真では少し見にくいが、2匹一緒にいるところを見ることができた。

近づきすぎたり触ったりすると噛まれることもあるらしいので注意。

僕はこのトカゲを見たいがためにこの島を選んだ。

 

注意点

・ビーチ(砂浜)がほとんどない

海に入るときは桟橋から入るか、部屋の前にある階段から入る。

とても浅いので気軽に入れる。

 

・虫が多い

蚊のような小さい虫に大量に刺された。(両足合わせて30か所くらい)

虫よけスプレーは必須。

 

・夜はでかいコウモリがたくさん飛んでいて少し怖い

1mくらいありそうなコウモリが不気味な鳴き声とともに飛び回っている。

 

まとめ 

以上、プトゥリ島の紹介でした!

今回は平日に行ったため、人が少なくかなりのんびりすることができた。

しかし、歓迎やアクティビティが休日に比べると少ないので存分に楽しみたい人は休日にいくことをお勧めする。

いずれにしても、海がとてもきれいで非常にリフレッシュできるので、ジャカルタに来て少し時間ができたらぜひとも行ってみてほしい。

 

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