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インドネシアで到着ビザ(VOA)を延長してきた

今回は到着ビザの延長方法について紹介しようと思う。

 

最初インドネシアに来たときは業務シングル(B211A )というタイプのビザで入国した。しかし、延長にスポンサーからのレターが必要だったりと手続きが面倒だったので、ビザが切れる直前に一旦シンガポールに行き、そのときに到着ビザを取得しなおした。

 

 

 

到着ビザの取得方法

到着ビザは事前の手続きなしに、空港に到着したときにお金を払えば取得することができる。

料金は2018年11月時点で550000ルピア(日本円で4500円くらい)。

料金についてはかわることも珍しくないので、渡航前に大使館ホームページなどで要確認。

 

滞在可能期間は入国日を1日目として30日間で、それ以上滞在したい場合は1回限り30日間の滞在延長をすることができる。

 

延長手続き

延長の手続きのために3回も入国管理局に行く必要がある。

全ての手続きが完了するために5営業日(土日は休み)ほどかかるので、遅くともビザが切れる1週間前までには申請しにいくべき。

僕の場合は月曜日に申請→水曜日に写真撮影&料金支払い→金曜日にパスポート受け取り

という日程だった。

1日目

この日は必要書類の提出をし、その際に滞在延長理由を聞かれる。

理由は観光や休暇などと説明すれば特に問題なく受け入れられる。

必要書類は以下の通り。

  • 申請書1枚(当日受付でもらって記入)
  • パスポート顔写真ページのコピー1枚
  • パスポート到着ビザページのコピー1枚
  • パスポート原本
  • ピンク色の紙ファイル1枚(当日売店で買う。20円くらい)

とりあえず入ってすぐの受付でビザの更新をしたいと言えば申請書をもらえるのでそれを記入する。

コピーは事前にしておいた方がいいが、していかなくても紙ファイルを買う窓口で一緒にしてもらえる。

申請書にはスポンサーを書く欄があるが、到着ビザの場合はスポンサーは必要ないので空白のままで問題ない。

 

申請書を書き終えたら提出する窓口に全ての書類をもっていき、そこで書類の確認とビザの延長目的の確認をされて1日目は終了。

最後に次いつ来ればいいか書いた紙を渡されるので、これは次回来るときまで無くさずに持っておこう。

 

滞在地域によって管轄の事務所が異なるので混雑具合も違うと思うが、僕が行ったタンゲラン(Tangerang)の事務所では待ち時間はほとんどなくスムーズに手続きが完了した。

www.google.co.id

 

2日目

この日は写真撮影と料金の支払い。

 

前回の帰り際に受け取った紙を窓口の人に見せると、待合室で待つように言われてしばらくすると名前を呼ばれて写真撮影をする。

このとき両手の全指の指紋もとられる。

 

これが終わると次は料金を払ってきてと言われるので建物の裏側にある銀行に行って支払う。(僕が言った事務所の場合)

料金は355000ルピア(3000円くらい)。

 

さっきの窓口にもどって領収書を提出すると2日目にやること終了。

今回も待ち時間はほとんどなかった。

 

例によって帰るときに次いつくるか書いた紙を渡される。

 

 

3日目 

この日はパスポートの受け取りをする。

 

前回もらった紙を窓口に提出するとしばらく待たされたあとに名前を呼ばれる。

パスポートのビザの延長スタンプが押してあるページをコピーしてくるように言われるので、コピーしにいってそれを窓口に提出する。

そしてノートに受け取りのサインをして手続き完了。

20分くらいで終わった。

 

ちなみに延長期間に関して①延長手続きが完了したその日から数えて30日間滞在可能なケースと数②前回入国した日の30日後から数えてさらに30日間滞在可能なケースがあるらしい。

 

例)11月1日にインドネシアに入国し、11月25日に延長手続きが完了(パスポート受け取り)した場合

①の場合は12月24日までの滞在が可能

②の場合は12月30日までの滞在が可能

となる。

 

僕は②だったが、他の人のブログなどを見ていると①の場合もあるらしいので早めに手続きをしすぎると滞在日数が足りなくなる可能性も考えらえる。

インドネシアはこういうところが適当なので担当者や事務所によって違うのだろう。

 

まとめ

到着ビザに関しては割と簡単に延長手続きができるので長期滞在する人は自分でやってみてもいいと思う。

注意点としては

  • 自分が滞在している地域の管轄事務所に行かないと対応してもらえない
  • 半ズボンやサンダルで行くと事務所に入ることすらできない
  • 混雑しているところでは朝イチでいかないとかなり時間がかかる

などがある。

 

ビザに関してはここ数年で何回も仕組みが変わっているので、大使館のホームぺージでしっかりと情報を確認してから渡航することをおすすめする。