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インドネシアの物価は本当に安いのか

今回はインドネシアで生活するにあたって最も気になるであろう物価について

東南アジアだから日本よりかなり安いと思われがちだが、実際のところどうなのか

 

 

インドネシアの月収

まずはインドネシア人がどのくらいの給料をもらっているのかについて。

インドネシアと一口に言っても地域によってかなり格差があるが、日本円にしてだいたい3万円から5万円くらい。

日本の給与と比べるとかなり差があるが、物価に関してはここまで大きな差はない。

もちろんもっと稼いでいる富裕層もいれば、月1万円くらいで生活している人も大勢いる。

経済成長著しい国なのでこれから平均月収はあがっていくと思われるが、その一方で経済格差も大きな問題となっている。

 

 

インドネシアの通貨

インドネシアの通貨はルピア。

だいたい1円=125ルピアくらい(2018年11月現在)なのでかなり金額の桁が大きい。

しかも最大通貨が100000ルピア札(800円くらい)なので、インドネシアについて日本円を両替するとものすぐい量の紙幣になる。

最初は桁の違いから、金銭感覚をつかむのに苦労すると思う。

 

インドネシアの物価

タクシー

インドネシアのタクシー料金は日本よりもかなり安い。

インドネシアで一番有名で安心できるタクシーである、ブルーバードタクシーの初乗り運賃は65000ルピア(50円ちょっと)。

交通状態にもよるが、スカルノハッタ空港からジャカルタ市内まで40分くらいで2000円あれば十分足りるくらい。

日本人が安心して使えそうな交通機関があまりないので、移動は基本タクシーでしても問題ないと思う。

 

宿泊施設

コス

留学や単身赴任など一人でインドネシアに滞在する際はコスに住むことをおすすめする。

コスとは日本でいうビジネスホテルと一人暮らし用のアパートがあわさったような施設で、ホテルとしても使えるし、月ごとの家賃を払って住むこともできる。

家賃を払って長期滞在する場合、一日ごとの料金はホテルとして利用するよりも安くなる。

今僕が住んでいるコスは、ジャカルタ中心部から車で30分くらのところで、1ヵ月の家賃が2500000ルピア(2万円くらい)。

日本人が住めるレベルのコスの中では標準的な値段だと思う。

設備は以下の通り

・温水シャワー(インドネシアでは温水が出ないところもよくあるので入居前に要確認)

  • 水洗洋式トイレ
  • テレビ
  • 共用キッチン
  • 共用冷蔵庫
  • 無料Wi-Fi
  • 無料ランドリーサービス
  • エアコン
  • ウォーターサーバー
  • 2日に1回の清掃、ベッドメイキング 

 実査の写真↓

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 写真で見るとかなりきれいに見えるが期待するほどきれいではない。

ただ、潔癖な人でないかぎり気になるほど汚くもないので、ある程度快適に過ごすことができる。

ホテルとしても営業しているので、洗濯や清掃をしてくれるのがありがたい。

空き部屋があればその場で入居できるので現地についてから探してもいい。

 

ホテル

ホテルの値段は日本に比べるとかなり安い。

ジャカルタ中心部のホテルでも1泊1500円朝食付き(温水シャワー、無料Wi-Fi完備)みたいなところが結構ある。

基本的に2人部屋を1人で使っても2人で使っても値段が変わらないので、こういったところに2人で泊まれば1人750円くらいで済む。

4000円くらい出せばプールもジムもついているような高級感あるホテルに泊まれるので、かなりお得だと思う。

 

食事

食費に関してはなにを食べるかでだいぶかわる。

 

  • ローカルも行くような飲食店 100円~200円
  • きれいめのレストラン 700円~1000円
  • 日本食(昼) 1000円~1500円
  • 日本食・居酒屋(酒込み) 3000円~4000円 

世界的に広く展開しているマクドナルドなどのファストフードや洋風のカフェなどに関しては日本の値段とほとんど変わらない。

ローカルな店でもきれいなところはあるので、そういったところに行けば安くおいしいものが食べられる。

日本食は日本で食べるより割高になることも多い。

 

コンビニで買うお菓子やカップラーメン、アイスなどは現地のものを買えば日本よりも安いことが多いが、日本でも見かけるものは日本より高いこともある。

飲み物は全体的に安く、500mlの水は30円~40円くらい。

また、スーパーマーケットよりもコンビニの方があらゆる物の値段が安いことが多い。

 

嗜好品

インドネシア国民はほとんどがイスラム教徒であるため、お酒を飲む習慣がない。

そのため、コンビニではお酒を買うことができない(コンビニでお酒を売ることを禁じる法律があるらしい)。

スーパーや外国人向けの飲食店(日本食含む)に行けばビールを飲むことができるが、ビール以外はあまり見かけない。

値段は小瓶1本300円~400円くらいで日本より若干高い。

また、ウイスキーに関しては日本で2000円から3000円で買えるようなボトル1本1万円以上することもある。

 

たばこ

インドネシア人は喫煙率が非常に高く、いろんなところでたばこが売られている。

中学生くらいの子でも平気で道端でたばこを吸っている。

値段は150円~200円くらいでとても安い。

日本で人気のマルボロも安く買うことができる。

また、空港の免税店で買うよりも街中のコンビニで買った方が安いことも多々ある。

 

まとめ

以上のことをまとめると

 

  • ローカル寄りの生活をすればかなり安く暮らせる
  • 日本と同等レベルの暮らしをすると日本と同じかそれ以上のお金がかかることもある
  • 宿泊施設は総じて安め
  • 酒は高く、たばこは安い

 

めちゃくちゃ安いかと言われるとそんなこともないが、全体的に日本より安めであることは間違いない。

 

以上、インドネシアの物価についてでした。