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【おすすめ本】アウトプット大全

アウトプットについての決定版,アウトプット大全を読んだので感想を書く。

著者:精神科医 樺沢紫苑  出版社:サンクチュアリ出版

 

 

なぜこの本を読んだのか

留学中ひとりの時間が多かったため,ネット上で今まで触れたことのない情報に触れる機会が多くなった。

そんなときに,プロ無職のるってぃという方がこの本をおすすめしていて,僕自身アウトプットは苦手な方だったので何か参考になるかなと思い購入した。

 

また,これからは個人が活躍する時代になってくるので,その中で情報発信力というのは必要不可欠だと思ったこともこの本を手にしたきっかけのひとつになった。

 

この本の良いところ

  • 精神科医の先生が書いているから科学的に根拠のある内容になっている
  • どこの誰がどのような研究をしたのかきちんと書かれている
  • 基本的に1項目が見開き2ページで完結するので隙間時間に読みやすい
  • イラストや写真が織り交ぜてあり,視覚的にも学べる
  • (内容には関係ないが)見た目が何となくかっこよくて持ち歩いていて気持ちがいい
  • 実践方法が具体的に書かれている

以上のような良い点が挙げられる。

見た目は結構分厚くてとっつきにくそうに見えるが,読み始めるとサクサク読めると思う。

 

学んだこと

現実はアウトプットでしか変わらない

→読書や勉強によって知識をを蓄え流ことはできるが,それはあくまでも脳内世界が変わっているだけであり,アウトプットしないと現実世界はなにも変わらない

 

2週間に3回アウトプットした情報は忘れない

→学んだ情報はアウトプットしないと忘れてしまう。2週間に3回アウトプットした情報は短期記憶から長期記憶へと変換されて定着する

 

インプット:アウトプット=3:7

→多くの人はインプット過多でアウトプットをしておらず,インプットとアウトプットの比率が逆になっている。本を3冊読んで0冊アウトプットよりも1冊読んでその1冊を丁寧にアウトプットする。

 

話す長さよりも回数

→他人と良好な関係を築くには,1回長話をするよりも短くてもいいから話しかける回数を増やす。

 

非言語コミュニケーションが9割

→話している内容よりもどんな態度で話しているかの方が圧倒的に重要

 

謝った方が評価が上がる

→自分の非を認めると評価が下がってしまうように感じるが,実は真逆。素直に謝った方が評価がアップする。

 

人を叱る時はクッション話法

→最初に悪いことを伝えるのではなく,「〇〇はとてもいいね。だけど△△だけは気をつけよう」というふうに良いことから先に伝える

 

即座に断る

→人の頼みを断るときは,迷うそぶりを見せると付け込まれる可能性があるから,即座に断る。自分の時間を大切に。

 

やる気は後からついてくる

→やる気が出なくてやるべきことができない時はまず5分だけやってみる。5分経てばやる気が湧いてきてそこからは難なく作業ができる。

 

1回1時間週2回の有酸素運動

→脳の神経の新生が促進されて記憶量が向上して頭が良くなる

 

最も効果的なアウトプット

→人に教えることが1番自己成長につながる

 

 

TO DO

この本には,今すぐに実践できそうなことが数多く書かれていた。今までアウトプットについて考えたことはなかったが,この本の内容を実践すれば今まで何気なく行ってきたことを意識的に自己成長に繋げられるようになると思う。本の冒頭にも書かれていたように,アウトプットによってしか現実世界は変わらないので,まずは読んだ本の内容をこうしてブログに書いたり友達に話したりすることから始める。

 

 

本記事で取り上げた内容以外にも為になることがたくさん書かれているので,是非読んでみて欲しい。

僕もこれから何度も読み返すことになると思う。